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液晶モニターによる目の疲れについての一考察
http://www7a.biglobe.ne.jp/~what/lcd/
液晶モニターによる目の疲れについての一考察
液晶の専門知識もなく、人間工学・医学についての知識も皆無の俺様が、思いっきり主観で、目の疲れお考察をしてみましたよ。
いい加減な考察とデータなので鵜呑みにしないように。
| 2006年1月18日 初稿 2月11日 ナナオのホワイトペーパーについてのコメント追加 2月15日 Dell205,M9177,AD202G及び200倍拡大写真追加 3月3日 L997、S2410W、S1910-HRの追加 小さな修正は逐次実施 |
液晶モニターには幽霊が出る。視覚障害という幽霊が。
CRTに比べて、液晶モニターは目に優しいと。そんな言葉を信じて液晶モニターを使っていたある日、ひどく目が疲れていることに気づいた。肩こりや目の疲れなんて言う生やさしいものじゃなく、目が痛い。無理して仕事を続けると頭痛で死にそうになる。はじめは原因を仕事のしすぎかと思ったりしてたけど、2ちゃんの液晶関連スレを見てギラツキが疲労に関係があることがわかった。液晶モニターのパネルのギラツキが原因だった。そういわれてみると、私も特定の液晶モニターを使い始めてから急激に目がおかしくなっていた。そして、私よりも重傷な患者もたくさんいることも分かった。( 患者たちの声)
そうして液晶モニターのパネルが疲れに深く関わっているというということを知ると同時に、そのことについてつっこんだ情報が全く無いことに気がついた。モニターメーカーの目の疲れ特集も、パネルでふれるのは視野角や輝度調整ぐらい。これでは、不幸にして使っているパネルに体質が合わず、視力を落とした利用者が浮かばれない。私を含めて。
だから、少しでも、目の痛みの原因であるギラツキというものに踏み込んでみようというのが、このページの目的です。
(1)パネルの状況
どうして特定の液晶モニターは目が疲れるのか。とりあえず、液晶パネルをそれぞれ調べてみました。調査方法は、目で見てギラツキと目の疲れをどの程度感じるかを調べる。そして、マイクロスコープによる接写です。
表1.調べてみたモニター一覧
| 液晶モニター | パネル | パネルサイズ | ドットピッチ | 輝度 | コントラ比 | 視野角(水平/垂直) | 発売日 | ギラツキ(主観) | 目の疲れ(主観) | コメント |
| ナナオ L797 | NEC SA-SFT | 19 | 0.294 | 280 | 450 | 170/170 | 2004/9/24 | 無し | 無し | . |
| 三菱RDT183H | NEC SA-SFT | 18.1 | 0.2805 | 240 | 300 | 170/170 | 2001/6/7 | 少し有り | 少し疲れる | . |
| ナナオ L997 | 日立 S-IPS | 21.0 | 0.270 | 250 | 500 | 170/170 | 2005/4/7 | 無し | 無し | 店頭での確認 |
| DELL 2005FPW HAS | LG S-IPS | 20.1ワイド | 0.258 | 300 | 600 | 176/176 | 2004/11 | 有り | 疲れる | 店頭での確認 |
| Apple M9177JA | LG S-IPS | 20.1ワイド | 0.258 | 250 | 400 | 176/176 | 2004/7 | 有り | 疲れる | 店頭での確認 |
| ナナオ L887 | シャープASV | 20.1 | 0.255 | 250 | 500 | 176/176 | 2005/4/7 | 無し | 全く無し | . |
| IOデータAD202G | AUO P-MVA | 20.1 | 0.255 | 250 | 700 | 170/170 | 2004/8 | 無し | 無し | 店頭での確認 |
| IOデータ AD192C | 富士通MVA | 19 | 0.294 | 300 | 700 | 170/170 | 2003/8 | 有り | 疲れる | 調整機能が良くない |
| シャープ LL-M17W | 富士通MVA | 17ワイド | 0.289 | 260 | 600 | 170/170 | 2003/7/18 | 無し | 無し | グレア液晶 |
| ナナオ S2410W | サムスンS-PVA(OD付き) | 24ワイド | 0.270 | 450 | 1000 | 178/178 | 2005/10/26 | かなり有り | すごく疲れる | 店頭での確認 |
| ナナオ S1910 | サムスンPVA(OD付き) | 19 | 0.294 | 250 | 1000 | 178/178 | 2005/6/24 | かなり有り | すごく疲れる | 死にそうになる |
| ナナオ S1910-HR | サムスンPVA(OD付き) | 19 | 0.294 | 280 | 1000 | 178/178 | 2006/1/17 | 有り | 少し疲れる | 店頭での確認 |
| ナナオ M170 | サムスンPVA(OD付き) | 17 | 0.264 | 250 | 1000 | 178/178 | 2004/11/25 | 有り | かなり疲れる | 頭痛がする |
| ナナオ L557 | サムソンPVA | 17 | 0.264 | 250 | 500 | 170/170 | 2003/4/23 | 少し有り | 少し疲れる | . |
| ナナオ L350 | TN[[/td> | 15 | 0.297 | 200 | 350 | 140/120 | 1999/10/25 | 無し | 全く無し | . |
| DELL ノートPC | TN[[/td> | 12.1 | 0.240 | [[/td> | [[/td> | [[/td> | 2002 | 無し | 無し | 画面にムラが有り、ぼろぼろ |
| SONY PGC-C1VSX | TN? | 8.9ワイド | 0.2 | [[/td> | [[/td> | [[/td> | 2001/5 | 有り | 少し疲れる | ギラギラと言うよりざらざら |
モルモット(私)の目は、0.01以下でかなり疲れやすい。電車の中で本を読むと必ず一日中頭痛におそわれます。ギラツキ、目の疲れについては、主観によるため、かなり微妙です。使ってる固体による、古い、新しいの違いもある。しかし、L887では目の疲れが無くて、S1910では眼精疲労で死にかけるという症状はかなりはっきりしています。
表2.モニターの表面拡大(200倍、白画面)
| ナナオ L797 | 三菱RDT183H | ||
| NEC SA-SFT | ![]() | ![]() | |
| ナナオ L997 | DELL 2005FPW HAS | Apple M9177JA | |
| IPS系 | ![]() | ![]() | ![]() |
| ナナオ L887 | IOデータAD202G | IOデータ AD192C | |
| ASV系 | ![]() | ![]() | ![]() |
| ナナオ S2410W | |||
| S-PVA | ![]() | ||
| ナナオ S1910-HR | ナナオ M170 | ナナオ L557 | |
| PVA | ![]() | ![]() | ![]() |
| ナナオ L350 | SONY PGC-C1VSX | ||
| その他 | ![]() | ![]() |
より詳細な写真データ table.htm (注:約20MBのデータ量、ブロードバンドユーザ専用)
写真の輝度とコントラストは、画素子がもっとも見えやすくなるように調節をしたつもりです。モニターごと画素子に焦点を合わすことができる距離が微妙に異なります。
(2)ギラツキについて
ギラツキの大小は発光素子の均一性に依存してるっぽい。目をこらさないとわかりにくいが、写真で見る限り、ギラツキの大きな液晶は、画素子の光量、大きさ、形にばらつきが見られる。以下パネルごとの状態。
表3.液晶モニターごとのギラツキの状態
| 製品名 | ギラツキの状態 |
| ナナオ L797 | NEC SA-SFTを使ったL797とRDT183Hは噂通り、画素子間が大きく開いている。粒状感の原因はこのへんにあるんだなと。画素子ごとの光量が一定しているのか、ギラツキはひどくはないけど、感じないわけではない。 |
| 三菱RDT183H | |
| ナナオ L997 | 開口率の低さは見ての通り。粒状感があります。素子の一つ一つの形がそろっており、光量も一定に見えます。特にLG S-IPSと比べるとその違いは一目瞭然。目に優しいと言われる原因はこの辺にあるのか。 |
| DELL 2005FPW HAS | ほぼ最悪と言われているLGのS-IPS。店頭で一目見ただけで、画面のツブギラが分かる。Whiteで視点が定まらなず、噂通り目が疲れる。NEC SA-SFTより画素子が小さく、画素子間の間隔が大きい。また、画素子ごとの形もそろってないように見える。 |
| Apple M9177JA | |
| ナナオ L887 | L887間近で凝視しなければ、ギラツキを感じないレベル。画素子も細かく整然とそろっていて良いですね。 |
| IOデータAD202G | 「ザラザラ」と言われているAUOのP-MVAパネル。疲れるという意見もよく聞くが、ショップで見た感じではそれほどひどい感じはしなかった。LG-IPSよりは穏やかに見えた。一部の人が目が疲れないというのも理解できる。200倍でL887と比べてみると、画素子の光量が乱れて見える。 |
| IOデータ AD192C | AD192CとM17Wが似た性能の富士通MVAパネルを使用していながら、ギラツキに差がある。実際画面上の画素子の光の乱れも、AD192Cの方が大きく、逆にM17Wの画素子は均一に見える。これに比例してAD192Cの方がギラツキが大きい。グレア/ノングレアの表面処理、利用期間、あるいはコントラ比の性能の違いによるものと推測できるが、正確な原因は不明。AD192Cは、調光能力も不十分で青みがかって見える。調整の悪さが私の場合には疲れに結びついているのかも。 |
| シャープ LL-M17W | |
| ナナオ S2410W | ギラツキが大きく、特にグレーでは距離感がつかめなくなってしまう。凝視するとクラクラしてくる。やっぱり素子ごとの形に差異がある。 |
| ナナオ S1910 | ギラツキが激しい。画素子が独特の逆「く」の字になっているが、この逆「く」の字の、大きさ、太さ、形が一定でない。光量は発光素子の面積に比例するため、発光素子ごとのこのような不均一が、そのまま画面上のギラツキとなって見えるものと考えられる。 |
| ナナオ S1910-HR | 同じような画素配列のL557とM170では、M170の方が相対的にギラツキが強い。画素子の状態を見比べると、微妙だが、M170の方が画素子の形のばらつきが大きく感じる。 S1910-HRはM170と同じように見える。画素子の形や形の乱れ方が非常に似ている。 |
| ナナオ M170 | |
| ナナオ L557 | |
| ナナオ L350 | L350はギラツキがほぼ無かった。液晶を凝視しても、目に負担を感じないレベル。DELLのTNのPCもほとんどギラツキは無し。TNで目が疲れるという人は多いけど、これはギラツキによる目の疲れとは異なる気がする。たしかに、TNでも疲れるけど、文字が小さいく見えにくいから、無理な姿勢をして長時間作業することからくる疲労。ギラツキによる疲労は、見ただけで目がチカチカして、拒絶反応を起こすような、もっと深刻なものだと思う。 |
| DELL ノートPC | |
| SONY PGC-C1VX | 昔使ってたノートの液晶だけど、参考までに調べました。画面は結構ざらざらで、他のPCに比べると疲れやすかった記憶があります。素子の大きさがばらついて見えるので、これがザラザラの原因っぽい。何故か、写真ではBlueがはっきり見え、Redが一番ぼやけて見える。光の屈折率を考えると青がぼやけるべきだけど。 |
見比べた中では、ギラツキの強い液晶は画素子ごとの光量の強さに乱れがあります。200倍の倍率で見たとき、画素子の形がそろっていないパネルは見えるものはギラギラあるいはザラザラして見え、画素子の形が乱れているものは目が疲れやすい。そして、そういった液晶はカタログスペック上コントラ比が高い新しい製品だったりするわけです。
ちなみに、ギラツキといった擬態語の定義はこんなところ。
| ■液晶の状態に関する擬態語解説 (1)ギラギラ、ギラつき サムスンS-PVA、PVAパネルを使ったナナオSシリーズ(S2410W,S1910-HR等)、Mシリーズに顕著に見られる。 白画面にしたとき、画素子ごとの光量の違いのため、白の強弱によるまだらが見られる現象。金属表面の反射のようとも形容する場合もある。 まぶしさとは違う。 (2)さらざら、ざらつき AUO P-MVAパネルを使った液晶モニターに見られます。IOデータのLCD-AD202Gなどが該当。 白画面にしたとき、色の不均一を感じ、ざらついて感じる状態。 ノングレアパネルを表現しているのではない。 (3)ツブツブ 開口率の低いIPS系の液晶モニターに見られます。L797がもっも顕著ですがL997でも感じる人がいます。 画素子間の間隔が広く感じられ、画素子の粒状感が気になる状態。 以前は、これが目の疲れの原因だという意見もありましたが、目の疲れにはあまり関係がないようです。 (4)ツブギラ ギラギラとツブツブが同時に現れた状態で、LG S-IPSをつかった新Cinema、DELL2005等で顕著。 (5)テカテカ、ツルツル、ツルテカ グレアパネル(光沢パネル)を使った、液晶モニターの表面。 |
(3)目の疲れについて
ギラツキが大きいから、目が疲れる、と言うことが理屈で証明されているのは聞いたことがない。ギラつくから目が疲れるのか、目が疲れるのはたまたまギラつくのか。私のチェックした限りでは、ギラツキと目の疲れとには相関関係が見いだすことができる。ギラツキのあるパネルは、明るすぎると感じ、ついつい輝度やコントラを下げることになる。それで、真っ暗になるほど下げて見えにくくなってしまい、そしてあわてて輝度やコントラをまたあげたりする。つまり、ギラツキのある液晶は、暗くても明すぎると感じる。
ざっと見た感じ、ギラツキがある液晶は画素子ごとの光量の強さに乱れがある。画素子そのものの品質なのか、コーティングが原因なのかは分からないけど。
そもそも人間の目は、発光体を見て疲れないわけがない。光る電球や太陽を見て目が痛くなるのと同様、発光する画素子の集まりである液晶が目に良かろうはずもない。目の焦点が合って、見えたような気分になるのは、画面が実際の紙のような面だと勘違いしているためで、もし、画素子を直接見ると、明るすぎたり、焦点が合わなくなったりして、目が疲れ、痛くなる。そう考えると、目の疲れる液晶は、我々の目に画素子の発光を認識させてしまう液晶といえるのではないか、と思う。明るすぎる液晶で目が疲れるのは当然として、ギラツキのある液晶は、平均の光量は適切であっても、画素子ごとの目に届く光量が異なる。そして、特定画素子の光量が目を刺激してしまい、目の特定視細胞が明るすぎを認識したり、焦点が合わせ辛くなったりするのだろう。
などと言ってみたが、実際のどうなんでしょう?教えて、エロい人。
(4)目の疲れない液晶
2ちゃんで言われている目の疲れないパネルの順位は次の通り。
| ■パネル別目の疲れランキング (1)シャープASV(ブラックTFT、非ブラックTFTとも) 現存するもっとも穏やかで目の疲れない液晶。非常になめらかでしっとりした画質。 (2)富士通MVA やはり目が疲れない液晶。(一部には疲れるという意見も) (3)日立S-IPS 地味で落ち着いた画質だがとても自然。画素子が均一で綺麗、ギラツキもない。低開口率に因る多少のツブツブがある。 (暫定4)IDTech DD-IPS 色は鮮やか。多少のギラツキがある。 (暫定5)NEC SA-SFT(IPS系) 色が鮮やか、応答速度もまあまあ。視野角が日立S-IPSに比べると狭い。多少のギラツキがある。 ---------------- ↑目の敏感な人はここから上↑ ------------------ (6)一世代前の韓国・台湾パネル(古いPVA、古いP-MVA、古いLG-IPS) 発色が薄くて画質は悪いが、ギラツキは少ない。 ------------ ↑疲れにくい液晶を探すならここから上↑ -------------- ------------ ↓目が弱い人はここから下は使えない↓ -------------- (7)AUO P-MVA、SAMSUNG PVA これらのパネルはギラツキが有り目が疲れる。AUO P-MVAはざらざらして見える 応答速度が速く、一見きれいで、値段が安いため、近頃はショップにあふれている。 ---------------------- ↓眼科へGO!↓ ------------------------ (8)SAMSUNG S-PVA PVAの視野角を改良したもの。視野角もアップしたがギラツキもアップした。 (9)LG S-IPS いわゆる目潰しパネル。目の焦点が合わず、長時間作業で疲労がたまる。 *TNは情報不足のため、番外。 発色が悪く視野角も悪い。ギラツキが無く目が疲れない物もあれば、多少のギラツキが有るものもある。 物によって特性が異なる。メーカーごとの比較もなく、情報不足。光沢画面は疲れが増す。 |
これらはあくまで、パネルの話で、液晶モニターの話ではない。シャープの液晶モニターLL-193G/173GはLG-IPSなんかを使っているので、注意が必要。総じて言えば、高品質な国産パネルを使った液晶モニターを選べばいいわけだけれど、種類が少なく、高価格(10万円以上)。
ただ感じ方は人それぞれ。アキバで見た限りでは、LG S-IPSよりサムスンS-PVAの方がギラツキが大きいような気がした。
製品で言うと、まあ、L887を買えってこと。私は特に目が弱いので、他のモニターではきついぐらいです。
L997の方が良いという意見もあります。持ってないから受け売りだけど。
AD192Cは富士通MVAパネルで疲れないという人もいるけど、私はダメでした。明るすぎ。人それぞれですね。
目の疲れないと言われているパネルを使っている液晶モニターを表5にまとめてみました。
表4.目の疲れが少ない液晶モニター
| 製品名 | 特徴 | 製品情報 | ||
| ナナオL887 | 20.1インチ、UXGAモニター。 シャープのASVパネルを使用しており、パネル表面の穏やかさではたぶん随一。 ギラツキやザラザラ感がなく、凝視に耐える。 とにかく目が弱いという人にはお勧め。このパネルでダメだったら、他の選択はないかも。 注意点として、ドットピッチが小さくなるため標準の文字サイズは他のパネルよりも小さいということ。17インチモニターよりも標準文字サイズは若干小さい。 標準文字が小さいとダメという人は、21インチUXGAか19インチSXGAを選びましょう。 2006年8月に製造終了。市場から消える日も秒読みです(涙) | ![]() NANAO FlexScan 20.1型液晶モニター L887-GY | ![]() NANAO FlexScan 20.1型液晶モニター L887-BK | |
| ナナオL997 | 21インチ、UXGAモニター。 日立のS-IPSパネルを採用しており、自然な発色ができるプロ向きモニター。 L887よりも画面が一回り大きく、視野角による色変化が少ない。 絵描きさんは、Apple Cinemaで目を潰して、L997に買い換えます。 文字の大きさや、視野角の広さを考慮すると、総合してL887よりL997の方が目が疲れないという話。 | ![]() NANAO FlexScan 21.3型液晶モニター L997-GY | ![]() NANAO FlexScan 21.3型液晶モニター L997-BK | |
| ナナオL797 | 19インチ、SXGAモニター。 NECのSA-SFTパネルを使っている。 色はきれいで、視野角による色変化が少ない。 L887やL997は応答速度がいまいちでゲームはつらいが、L797は20msecと応答速度もそこそこ早い。 また、UXGAでは文字が小さすぎるという人にはおすすめ。 | ![]() NANAO FlexScan 19型液晶モニター L797-GY | ![]() NANAO FlexScan 19型液晶モニター L797-BK | |
| 三菱RDT211H | 21インチ、UXGAモニター。 NECのSA-SFTパネルを使っている。 色はきれいで、視野角による色変化が少ない。 店頭で見る限り、非常に穏やかに見えたが、実際に使っている人の意見では、L997の方が目は疲れないとか。 正確な色表現が出来るプロ用モニターで、値段も高い。 RDT211Hはすでに生産終了。 | ![]() MITSUBISHI Diamondcrysta 21.3型液晶モニター RDT211H ホワイト | ![]() MITSUBISHI Diamondcrysta 21.3型液晶モニター RDT211H ブラック | |
| イイヤマPLH2130 | ![]() PLH2130-W1 21.3型液晶モニター | ![]() PLH2130-B1 21.3型液晶モニター | ||
| SHARP LL-M17W | 17インチワイド、WXGAモニター。富士通のMVAパネルを使用。ワイド画面でグレアパネル、そしてアナログ入力しかないため、PC用モニターとしては弱い。 D端子があり、テレビと兼用できて大きさが手ごろなため、扱いやすい。 グレアによる映り込みが少ない環境なら、目が疲れない。 | ![]() SHARP LL-M17W2 17型TVチューナー付ワイド液晶モニター | ||
| SHARP IT-TVシリーズ | SHARP ブラックTFTコーティングを施したASVパネルを使用。亀山工場製ってやつ。 ブラックTFTコーティングは光の反射が非常に少なく、モニターとしては非常に見やすい。 すべてテレビ兼用モデル。問題は解像度の高さが768。画面が大きい割に、解像度の高さは15インチモニターと変わりないという非常にお粗末な仕様。近づいて作業をすると文字がカクカクしてまいる。 あくまで、テレビ中心で使用し、解像度を求めないと言う人はおすすめ。 | ![]() Sharp IT-20M1 液晶TVモニター | ![]() Sharp IT-32M2 液晶TVモニター | ![]() Sharp IT-32X2 液晶TVモニター |
これに対して、目の疲れやすいという人にはあまりおすすめではない、目の疲労についての被害報告のある液晶モニターを表6にまとめてみた。ここでは、重度の被害報告があったものに限定して取り上げてるけど、サムスンPVA、S-PVA、LG S-IPSの新しいパネルを使ってる液晶モニターはどれも同じなので注意してください。ショップの店頭に並んでいる鮮やかなモニターはほとんどがLG S-IPSかサムスンPVAを使用してます。
表5.目が疲れると報告のあった液晶モニター
| 製品名 | 特徴 | 製品情報 | ||
| Apple Cinemaディスプレイ | デザイナーによく使われているから、きっといい製品に違いない、と思って買って後悔をしているマカーも少なくないのではないか。画面が大きくなってカタログスペックが良くなって、パネルの品質が下がってしまったという皮肉。実は旧機種であるM8537J/A(一世代前のLG S-IPS)やM8893J/A(IDtech DD-IPS)はほとんど目が疲れることがなかった。今のシリーズになってから目潰しに。 新型のLG-IPSでツブギラが激しく、長時間の凝視に堪えない。 | ![]() Apple Cinema Display (20インチモデル) [M9177J/A] | ![]() Apple Cinema HD Display (23インチモデル) [M9178J/A] | ![]() Apple Cinema HD Display (30インチモデル) [M9179J/A] |
| DELL 2005FPW HAS | Apple Cinemaと同じくLG S-IPSパネルを使用している。Apple Cinemaに比べれば値段は安いし、「Dellだからしょうがない」というあきらめはつくかも。 | ![]() DELL 2005FPW HAS | ||
| ナナオ S2410W | 広視野角、早い応答速度、派手な色表現、WUXGAの広い画面ということで、非常に人気の機種です。ただし、サムソンS-PVAパネルのギラツキはLG S-IPSとギラツキでトップを争ってます。 S2410Wを使っている友人は「目は疲れる、でもこの広さは捨てがたい」と悩んでました。 | ![]() NANAO FlexScan 24.1インチ液晶モニター S2410W-WS | ![]() NANAO FlexScan 24.1インチ液晶モニター S2410W-BK | |
| ナナオ M170 | ナナオのSシリーズ、MシリーズはサムスンPVAパネルを使用しており、高速応答と高コンとラスト比をカタログで高々とうたっています。でも、これら機種はギラギラが結構ある。M170やS1910HRの他、もう販売を終了したM190やS1910も含め、被害者の報告が結構あるので、目の弱い人にはお勧めできません。 | ![]() NANAO FlexScan 17インチ液晶モニター M170-WT | ![]() NANAO FlexScan 17インチ液晶モニター M170-BK | |
| ナナオ S1910-HR | ![]() ナナオFlexScan S1910-HR 19インチ液晶モニター S1910-HRGY | ![]() ナナオFlexScan 19インチ液晶モニター S1910-HRBK | ||
サムスンやLGの名誉のために補足すると、これらの機種はコストパフォーマンスがよく色鮮やかで応答性能もいいため、3DゲームやDVD視聴には最適です。また、目の疲れは人それぞれで、私がダメだからあなたでもダメというわけではありません。うちの女房や子供は平気でした。
(5)ナナオのホワイトペーパー
ナナオが1月末に「輝度とコントラスト比は高いほど良いのか?」と題したホワイトペーパーをHPに掲載。はじめてギラツキについて触れたという点では、近頃の2ちゃんの論議に押される形でとはいえ、好ましいことだと思う。でも、内容はかなり問題がある。
http://www.eizo.co.jp/products/tech/files/2006/contrast.pdf
| 【3ページ1行目】 コントラスト比は、基本的に高い方が良い。コントラスト比が高いと画面にメリハリがつき、はっきりした画質になる。一般的なPC 用の液晶モニターでは、高いコントラスト比のデメリットは特にない。ただ、ユーザーの視覚的な問題として、コントラスト比が高いと画面がギラギラしたように感じて好まない人もいるだろう。 |
液晶テレビなんかは液晶モニターより高コントラ比だけど、ギラギラしてないよ。この理屈じゃあ、シャープの高コントラ比液晶テレビにギラギラが見られない理由を説明できない。
それにギラギラの問題って、好みか好みじゃないかっていったレベルの問題じゃないぞ。人によっては視覚障害を起こすレベルの問題だってことの重要性が認識されていない?それともあえて問題を矮小化してるの?
| 【3ページ下から5行目】 コントラスト比に関しては、今後も高くなる傾向である。高コントラスト比によるデメリットはないので、なるべく高い製品を選ぶほうが良い。 |
この記述には、マジで開いた口がふさがらない。理論的にはディメリットはないかもしれないけど、現実はちがうだろ!はっきり言えることは、高コントラ比の液晶モニターは、人によっては目をやられる可能性があるということ。患者たちの声を読めばこの記述が嘘っぱちだと言うことがすぐにばれてしまうと思うけどね。
ギラギラ感じるってどういうことなのか、液晶モニターメーカーならそのあたりに踏み込むべきだろう。自分たちの売っている製品を悪くいえない気持ちも分からないではないが、利用者の目の健康を考えて、正直に情報を公開するべきだと思うぞ。それがメーカーとしての責任だよね。
(6)パネルメーカーへの注文
LGやサムスンなんかは高コントラ比、高開口率のパネルで画素子を均一化するといった品質を上げることができず、技術的に失敗しているように見える。LGやサムスンには品質の改善を望みたいと思います。
日立やNECといった国産パネルメーカも新しいパネルでは、開口率を上げて、透過性を高めて輝度を上げ、コントラ比も高めるようです。ぜひ、カタログスペック至上主義のプロダクトアウトではない、人間の目に優しいパネルを出荷してくれることを祈らんばかりです。心配だ~。
この程度の考察で良いのかと、いろいろコメントはあるとは思いますが、いろいろ考えたい人は、2ちゃんのスレッドにどうぞ。
目が疲れにくい・目に優しい液晶モニタ Part29
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/hard/1205393924/
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