いばらの王 コミック全6巻 なかなかよい
コミック イバラの王
引き込まれた。一気に読んでしまった。
なかなかだった。
お勧めできる
この作者の作品を始めて読んだが、カバー絵からは想像できないほどレベルの高い作画で、非常に驚いた!
1巻目はアクションシーンの構図に硬さが見られ、多少読みにくいかなと思ったが、後半の巻になるに従い、その作画表現力はスムーズにそして高度になっていく。最近のCGを駆使したハリウッド映画に勝るとも劣らない、素晴らしい画の連続で、これだけで十分価値がある。
ストーリーは、謎の病メデューサに罹った患者たちが、古城を改造した研究所でのコールドスリープと目覚め、という唐突な導入で始まり、何が起きたのか全く分からない状況で、ジェットコースターのように次から次へと予想外な方向にストーリーが展開していく。設定に乱暴で陳腐なところもあるが、それがかえって魅力とも言えるほど、展開の早さと画力で最後まで飽きずに見せてしまう。作者はB級映画の世界を表現したかったというが、中々どうしてA級ハリウッド映画にも匹敵するレベルだ。最近のゴタクばかりで冗長な漫画にない、本来の意味のアクション漫画だと思う。映画好き、ホラー好き、SF好きには絶対の買い!
治療薬の見つかっていない、後天性体細胞硬化症候群-通称『メデューサ』。
感染して6週間で発作を起こし、6時間で細胞が石化して死に至る。
-今なお、治療薬は発見されていない。
物語は、抽選で選ばれた感染者が治療薬が発見されるまでコールスリープで眠るところから始まる。
患者が再び目覚めた時、そこはイバラに覆われた世界だった。
当然、誰もがどのくらい眠っていたかわからない。
閉ざされた状況の中で謎を追い、迫ってくる危険を回避する。
行動を共にしている仲間も、信じることはできない。
ミステリ要素もあるが、アクション性も十分なこの作品は、極上なエンターテイメントに仕上がっていると思う。
現在、5巻まで刊行されているが、次々と明らかになっていく謎に目が離せない。
まずは、第1巻を読んで世界観を楽しんで欲しいと思う。
この話の最大の見所を上げると、全部で3つ有ります。
恐怖・裏切り・主人公の成長。
死に対しての人間の恐怖と闇を誠実に表した作品だと思います。
主人公の少女の成長も目が離せません。強さを秘めた大人しい少女は、どう生きていくのか。そういった所も注目です。
また、ミステリー調の感覚も含まれており、続きを予想する事も一興。
異世界風の世界観でありながら、何処か現代に通じるものがあると私は思います。
僕の大好きな「世界後滅び去った後」という舞台設定です。
世界的な発症した、治療方法のない死に至る病を治療するために、コールドスリープに入った主人公たちが目が覚めるところから物語り始まります。この設定のおもしろさは「なぜ世界が滅びてしまったのか?」という謎が分からない不安感と、「極限状況に生き残ってしまった人々」がどうやって互いを信頼し協力し裏切っていくかの物語です。映画でいうと『28日後』『キューブ』なんかを思い出させます。まだはじまったばかりで、なんとも評価しがたいですが、この緊張感と不安感は、個人的に期待大です。メガネ萌えの人にはたまらないヒロインですね(笑)。
マンガで今(04年8月)連載しているのだと田村由美さんの『7SEEDS』なんかと似ていますね。ひらまつつとむ『飛ぶ教室』や望月峰太郎『ドラゴンヘッド』さいとうたかを『サバイバル』などが思い浮かびます。