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花を売らない花売り娘の物語



図書館で目立つ位置に置いてあった。
ちらっとみてみたら面白そうだったので借りてみた。

なかなか面白い。

花屋さんは「花を売る」のではなく、例えば、
・病院にお見舞いに行く人が花を買う。花を買いたいのではなく、お見舞いの花を買いたいのだ。
 その状況を聞いてお見舞いについてのアドバイスをしてあげつつ、最適なお花をチョイスする。
・彼女の会いに行く人が花を買う。花を買いたいのではなく、彼女へのプレゼントを買いたいのだ。
 その状況を聞いて、彼女へのプレゼントについてのアドバイスをしつつ、最適なお花をチョイスする。
 そして、彼の自信をバックアップして応援して送り出してあげるのだ。


自分探しのエピソードでは、こんなのがあった。

シェル・シルヴァスタインの絵本「ぼくを探しに」が紹介されていた。

自分に足りないひとかけらを探して旅に出る。
見つける過程で、形が違う。重さが違う。色が違う。
その見つける過程で、様々な体験をし、感動をし、旅を続ける。
とうとう、色も形も重さもぴったりなひとかけらを見つける。

しかし、見つけたそのひとかけらを   捨ててしまう。

そしてまた旅をはじめる。


↑この気持ちが、今はなんとなくわかる。わかる気がする。

以下、アマゾンより


「モノ」ではなく「感動」を売るビジネス人生のあり方
あなたは「論理の罠」にはまっていませんか?

“切れば血が出る”生身のマーケティングとは
■システムやモデルだけでマーケティングは成立するのでしょうか? ビジネス・ジャーゴン(専門用語)のカードさばきや、eアクセサリーのつけ方(ITスキル)をマスターすれば商売はうまくいくのでしょうか? マーケティングの神様フィリップ・コトラーPhilip Kotler を熟読すれば、生のビジネスは救われるのでしょうか?
■マーケティングの世界は、もっと生臭く、もっと泥臭く、もっと人間的な世界だと私は思っています。それこそ“切れば血が出る”人間たちの生々しい現場があります。文字通り、愛と生がときめき、せめぎあい、ビジネス人生の喜怒哀楽が渦を巻いています。
■人生は“創造”と“感動”です。幸いなことに、私の周りには多種多様な人たちが集まってくれます。彼ら彼女らと、仕事、愛、そして生きて在ることについて熱く語り合い
ながら、私は日々、今風に言えば、私流の“メンタリング”を行っています。
■この本では、それらの経験を踏まえ、みずからの不器用な人生も赤裸々に白状しながら、「顧客感動のマーケティングとは何か」「自分らしさとどう向き合ってビジネス人生を生きるか」について、夜話のようにとつとつと語ってみたいと思います。
■ハイテク hightech に対しハイタッチ hightouch とは心のふれあいのことです。心をこめて紡ぎだした私の言葉たちが、ビジネスマン、ビジネスウーマンの役を演じながら、かけがえのない人生を旅している生身のあなたの心に、1つでもきらきらと、1つでもわくわくと、元気と勇気を与えられれば、大変嬉しく思います。


内容(「BOOK」データベースより)
「モノ」ではなく「感動」を売るビジネス人生のあり方。「嘘」「間違い」「忘却」こそが人間の素晴らしさ。ビジネスは「100-1=99」ではなく「100-1=0」。顧客は「集める」のではなく「集まる」。「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」。「面白半分」ではなく「面白全部」で生きよう。あなたは「論理の罠」にはまっていませんか。

凄い本だ!30歳と50歳で死の渕を彷徨うほどの大病をした著者だからこそ言い切れる言葉が詩が哲学が印象的であり感動的である。一気に読み終えたが、感動を誰かと分かち合いたい気持ちで一杯になった。
前半はマーケティング論。ユニークで鋭い切口の論文(著者は異論を唱えるだろうが)だが、ビジネスの第一線現場で直ぐに役立つ内容だ(経営者を含めあらゆる職種に参考になる)。マーケティングの変遷と本質を深く追求した上で平易に解説しており、事例/エピソードが盛り沢山且つ多岐にわたっていることから、非常に理解し易く直ぐに応用できる。「High-Touch Marketing」とは初めて聞く言葉だが、一期一会の茶道のもてなしに通じるとする、顧客/個客の満足・感動を追求したマーケティング論であり普遍性がある。最新のネットビジネスにまで言及しているが、今後さらに新しいビジネス形態が出たとしても、この「High-Touch Marketing」は活きているであろう。後半は、自己の体験と事例から、ビジネス人生/生きがいに満ちた人生(創造と感動)について真摯に追求した結論を素直に話している。著者は愛しきビジネス人生の応援歌と言っているが、確かにこの本全体に漂う愛が読者にエネルギーを充満させてくれる。

著者が参考にした書/論文/事例/エピソードの質と量にも驚かされる(著者の博識ぶりに驚かされる)。そして、それは読者にとっても活きている事例であり大変参考になる。これほどの資料(この本に紹介されていない資料も多くあると思われるが)を消化するだけでも何年かかるかなと考えた時、この本の価値がさらに高く思えた。ビジネスのバイブルとして、人生のバイブルとして手元に置きたいと素直に思う。


作者の経験を交えた身近な話題と独特な語り口調にすっかりはまってしまいました。
この「花を売らない花売り娘の物語」には、どこまでも人間の尊厳に着目した顧客感動のビジネスのあり方が、誰にでも分かる日常的な言葉で語られています。話はマーケティング論に留まりません。自分らしさとどう向き合って生きるかといったビジネス人生論には、人間愛が満ち溢れており、読み進むうちに勇気が湧き出てきます。また、本の挿絵は著者自身が想いを込めて作成したそうで、プレゼンの資料としても非常に参考になります。

最近、勇気と元気が足りないという方には特にお薦めの一冊です。


著者独特の味付けが随所にみられて強い個性を感じます。
絵画、小説、歴史、スポーツ、芸能、報道、鎌倉、深川、著者自身の激烈な人生経験等、幅広いエピソードが盛り沢山でそれらがメッセージを強く支えつつ飽きさせません。個人的には「ブラジャーの話」での脱線ぶりが好きです。
日本語の単語に英語の対訳が併記されていて理解の助けになります。でも「銀行bank」はちょっとやりすぎかもしれません(笑)
文体にコーチングのプロらしい優しさがあります。
爽快な気分になれるビジネス人生賛歌。この内容でこの値段は超お買い得でした。

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